弊社製品の生産拠点である山形県酒田市。
酒田港は、季節とともに日本海を北上するするめいかを釣り上げて
即時船内で急速凍結する「船内凍結するめいか」が水揚げされる
国内限定港のなかの1港。
この「船内凍結するめいか」の抜群の鮮度と味に惚れ込んで飛鳥フーズの
イカ恋物語が始まりました。
江戸時代以前から続く、山形県 飛島のイカ漁の歴史。米づくりが難しかった
飛島では江戸期「年貢いか」として漁業税を「するめ10万枚」で納めたと
文献に残されています。
イカ釣りを基幹とした島の暮らしはそれ以後も続き
昭和40年代には、当時花形だった北洋漁業に飛島から優秀な人材が多く引き抜かれました。
現在、山形の船団の漁労長たちはほぼ全員が飛島の出身。
海とイカと向き合ってきた長い歴史と技術・経験は、今も尚受け継がれています。
酒田市の離島・飛島出身の13人の漁労長。
全国に65人いるうちの13人ですから約2割を
酒田市の飛島出身者が占めています。
漁師さんたちは出航すると最短で2週間、長いときで40日にわたって操業し、
この間、家に帰ることなく船で生活します。
大漁なときも寝ずにいかを凍らせると鮮度のよさが自分たちの心意気。
イカにかける熱い思いを持って
季節によってかわるイカの漁場にあわせ石川県沖から北海道沖、ロシア海域まで
でかけて漁を行なう過酷な状況に耐えて、美味しいイカを私たちに届けてくれます。
1尾づつワイヤーについた釣り針で船上に上げられたするめいか。
皮目も黒々として鮮度抜群。
その鮮度のままに船内の-50℃の急速凍結庫で即時凍結、時間との勝負!
山形県漁協様総出で冷凍庫へ。
船から荷揚げされたイカ。
ベルトコンベアで次々と。活気ある朝の風景。
イカが好きな方は多くいらっしゃいます。
私たちもイカが大好きです。
そしてイカに大きな可能性を感じています。
酒田の漁師さんが届けてくれる「船内凍結するめいか」と日々向き合い
情熱を注ぎ本当に美味しいイカを皆さまにお届けすることが
私たちの喜びであり使命だと考えています。
飛鳥フーズのイカ恋物語はまだ始まったばかりです。